【徹底比較】電気温水器vsエコキュート!交換で「損する人」の共通点とは?
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皆さん、こんにちは。宮城県塩竃市を拠点に仙台市を中心としてガス・石油設備、空調設備、リフォーム工事を手掛ける設備工事会社の株式会社 菜花空調_みんなの設備屋さんです。
昨今の電気代の高騰により、毎月の光熱費を少しでも抑えようと、古い電気温水器から最新のエコキュートへの交換を検討する方が急増しています。たしかにエコキュートは省エネ性能が高く、家計の強い味方になる素晴らしい設備です。
しかし、実は良かれと思って交換したにもかかわらず、後悔して結果的に「損」をしてしまう人がいるのをご存知でしょうか。
本記事では、ただ「安くなるから」と安易に交換して失敗しないための正しい知識とコスト比較を徹底解説します。ご自身のライフスタイルにとって本当にエコキュートが正解なのか、後悔しないための判断基準をプロの目線でお伝えいたします。
電気温水器とエコキュートの決定的な違いは?

エコキュートへの交換を検討する際、まずは現在お使いの電気温水器との根本的な違いを正しく理解することが大切です。
・仕組みの違い(ヒーター vs ヒートポンプ)
電気温水器とエコキュートの最大の違いは、お湯を沸かす「仕組み」そのものにあります。
電気温水器は、タンクの中にある「電気ヒーター」の熱で直接お湯を沸かします。これは電気ポットと同じ仕組みで、1の電気エネルギーを使って1の熱を生み出します。
一方でエコキュートは、エアコンなどにも使われている「ヒートポンプ技術」を採用しています。大気中にある空気の熱を取り込み、それを圧縮して高温にするため、1の電気エネルギーで3以上の熱エネルギーを生み出すことができます。この圧倒的なエネルギー効率の差が、そのまま毎月の電気代の差に直結しているのです。
・初期費用、電気代、寿命
お湯を作る仕組みの違いは、そのまま初期費用と毎月のランニングコストの差に直結します。
電気温水器の初期費用は15〜40万円程度と安価ですが、大量の電力を消費するため毎月の電気代は高額になります。対するエコキュートは初期費用が40〜70万円程度と高額になるものの、毎月の電気代は電気温水器の約1/3〜1/4に激減します。
どちらの機器も寿命は10〜15年程度です。エコキュートは最初に大きなお金がかかりますが、その後の10年間で電気代の差額によって初期費用を回収していく仕組みになっています。
エコキュート交換で「損する人」の5つの共通点

エコキュートは長期的に見れば非常にお得な機器ですが、ご家庭の状況やライフスタイルによっては、高い初期費用を回収しきれずかえって損をしてしまうケースが存在します。
・お湯の使用量が少ない人
エコキュート最大のメリットは「毎月の電気代が安くなること」ですが、単身赴任や一人暮らしなど、毎日のお湯の使用量が少ないご家庭ではその恩恵を十分に受けられません。
電気温水器のままでも電気代がそこまで高額でない状況で初期費用をかけても、毎月の削減額が小さいため、寿命を迎える10〜15年の間に初期費用の差額を回収しきれないのです。結果的に、電気温水器を使い続けた方がトータルの出費が安く済むケースに陥ります。
・10年以内に「引っ越し」や「建て替え」の予定がある人
エコキュートは長期的な視点で見て初めてコストメリットが出る機器です。一般的に、初期費用の差額を毎月の電気代の節約分で回収するには5〜8年以上の期間が必要になります。
そのため、数年以内に引っ越しや住宅の建て替えを予定している方にとっては、投資を回収しきれずに終わる可能性が高くなります。あと数年だけ今の家でお湯が使えれば良い状況であれば、初期費用が安い電気温水器への交換や、修理での延命を選んだ方が最終的な手出しを抑えられます。
・生活スタイルと「電気料金プラン」が合っていない人
エコキュートの電気代が安い理由は、「夜間の電気代が安い料金プラン」と組み合わせて深夜にお湯を沸かすからです。
しかし、電気温水器時代の古い料金プランのままだったり、日中にお湯を大量に使うようになったりすると状況は一変します。日中にお湯が足りず、割高な昼間の電力で「沸き増し」を頻繁に行うと節約効果は半減してしまいます。プランや生活スタイルとのミスマッチで、想定ほど電気代が安くならない事態を招きます。
・ヒートポンプ(室外機)の「設置スペース・稼働音」を甘く見ている人
電気温水器はタンクのみですが、エコキュートはそれに加えてエアコンの室外機に似た「ヒートポンプユニット」の設置スペースが必要です。
これを隣家の寝室のすぐ横などに安易に設置してしまうと、深夜に稼働する際の低周波音やファン音が原因で、ご近所との深刻な騒音トラブルに発展することがあります。最悪の場合、数十万円の高額な費用を払って移設工事を行う羽目になり、大損をしてしまう危険性があるのです。
・安さ重視で「水圧(給湯圧)」の確認を怠る人
意外と知られていない落とし穴が水圧の問題です。実は、電気温水器に比べて標準仕様のエコキュートはお湯の勢いが弱くなりやすい特徴があり、特にお風呂が2階にあるご家庭では影響が顕著です。
初期費用を抑えようと最安値の標準機種を選んでしまうと、毎日のシャワーの水圧が弱くてなかなか泡が流せない事態に陥ります。金銭面だけでなく、毎日の生活の質(QOL)という面で大きな損をして後悔することになりかねません。
「損しない」ための正しいエコキュートの選び方

エコキュートは、ご家庭の環境にマッチしていれば毎月の光熱費を大きく下げてくれる心強い設備です。しかし、いざ導入を決めたあとに「どの機種でも同じだろう」と適当に選んでしまうのは危険です。
せっかく交換するなら毎日のお風呂を快適に楽しめるよう、ご家庭にピッタリ合った「本当に損をしない1台」を見つけるための正しい基準を3つご紹介します。
・家族構成で決まる「タンク容量」(370L・460L)
エコキュート選びで最も重要なのは、ご家族の人数に合わせた適切なタンク容量を選ぶことです。一般的に、3〜5人家族であれば370リットル、4〜7人家族であれば一回り大きい460リットルのタンクが推奨されています。
初期費用を少しでもケチろうとして小さすぎるタンクを選んでしまうと、頻繁に「湯切れ」を起こしてしまい、電気代が高い昼間に何度もお湯を沸き増しすることになり本末転倒です。余裕を持った容量選びが節約の第一歩です。
・ライフスタイルで選ぶ「給湯タイプ」
エコキュートには、お湯の張り方によって大きく3つの給湯タイプが存在します。
ボタン一つでお湯張りから保温、足し湯、追い焚きまで全てを自動で行ってくれるのが「フルオートタイプ」で、現在最も主流で人気があります。次にお湯張りのみ自動で行う「オート(セミオート)タイプ」、昔ながらの蛇口をひねってお湯を出すだけのシンプルな「給湯専用タイプ」です。
ご家族のお風呂に入る時間帯がバラバラならフルオートが便利ですし、とにかく費用を抑えたい単身の方なら給湯専用など、生活様式に合わせた機能を見極めましょう。
・地域環境(寒冷地・塩害地)と水圧のチェック
お住まいの地域環境に適した専用モデルを選ぶことも忘れてはいけません。
冬場の冷え込みが厳しい東北地方などでは、配管の凍結を防ぐ機能が備わった「寒冷地仕様」を選ぶことが必須です。海沿いの地域にお住まいならサビに強い「耐塩害仕様」を選ぶ必要があります。
さらに、先述した水圧の問題をクリアするために、2階にお風呂があるご家庭や強めのシャワーを好む方は、少し費用が上がっても「高圧給湯タイプ」や「パワフル高圧タイプ」を選ぶことで、毎日のお風呂時間を格段に快適にすることができます。
【重要】業者選びで損する?交換費用を安く抑える賢い方法

エコキュートへの交換を決断した場合、次に立ちはだかるのが「初期費用の高さ」と「業者選びの難しさ」です。実は、少しの知識を持ち、正しい業者を選ぶことで、交換にかかる費用やその後のトラブルを大きく抑えることが可能です。
・最大十数万円!国の「補助金(給湯省エネ事業など)」を活用する
エコキュートの導入においてネックとなる高額な初期費用ですが、国や自治体が実施している補助金制度を活用することで費用を抑えられる場合があります。
例えば給湯省エネ事業などの対象機種を選べば、最大で十数万円もの還元を受けられるケースが多々あります。ただし、この補助金はどの業者に頼んでも勝手に適用されるわけではありません。国に登録された事業者を通じて申請を行う必要があり、手続きも専門的です。
だからこそ、補助金の申請実績が豊富で、お客様の代わりに面倒な手続きをスムーズに代行してくれる信頼できる業者を選ぶことが必須条件となります。
・「基礎工事」と「撤去費用」が含まれているか見積もりをチェック
インターネット上で「エコキュート本体激安」と謳う広告を見かけることがありますが、安易に飛びつくのは危険です。
電気温水器からエコキュートへの交換は、単に機械を置き換えるだけでは終わりません。タンクに加えてヒートポンプを設置するための新たなコンクリート基礎工事や、専用のブレーカーへの交換といった電気配線工事が必須となります。さらに、巨大な古い電気温水器の撤去や処分にも費用がかかります。
激安を売りにする業者の見積もりにはこうした必須の工事費が含まれていない可能性もあり、工事当日や完了後に高額な追加費用を請求されるというトラブルが頻発しています。見積もりを見る際は、総額に何が含まれているかを必ず確認することが重要です。
まとめ

電気温水器からエコキュートへの交換は、光熱費を大幅に削減できる素晴らしいリフォームですが、全員が無条件で得をするわけではありません。お湯の使用量や今後の居住予定、設置スペースの有無など、ご家庭のライフスタイルや住環境によって正解は大きく変わります。
インターネット上の情報や、安さだけをアピールする広告だけで判断してしまうと、後戻りできない大きな損をしてしまう可能性があります。失敗を防ぐためには、ご自宅の環境に本当にエコキュートが適しているのかどうか、まずは信頼できるプロの専門業者に相談し、現地調査を依頼して正確な判断を仰ぐのが一番確実で安心な方法です。
宮城県仙台市でエコキュートの設置・交換なら、「みんなの設備屋さん」にご相談ください!

みんなの設備屋さんは、仙台市を中心に宮城県や山形市で地域に密着した設備工事を行っているプロフェッショナルのお店です。
今回ご紹介したエコキュートの設置や電気温水器からの交換はもちろんのこと、エアコンの取り付け、給湯器のトラブル、暖房設備、水回りのリフォームなど、ご家庭の水道や電気に関するあらゆるお困りごとに幅広く対応しております。
お客様のライフスタイルやご自宅の環境をしっかりと見極め、決して無理な押し売りはせず、本当にメリットのある最適なご提案をお約束します。また、突然お湯が出なくなってしまったなどの緊急事態には、私たちの強みである超特急工事で即日対応も可能です。エコキュートの交換でお悩みの方や、補助金が使えるか知りたい方は、ぜひお気軽にみんなの設備屋さんまでご相談ください。

