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2025/02/15

賃貸でエコキュートが故障したら修理費用は誰が負担する?管理会社・大家が知っておくべきポイントを解説

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皆さん、こんにちは。宮城県塩竃市を拠点に仙台市を中心としてガス・石油設備、空調設備、リフォーム工事を手掛ける設備工事会社の株式会社 菜花空調_みんなの設備屋さんです。

賃貸物件でエコキュートが故障した場合、修理の手続きが通常と異なるケースがあります。誤って対処してしまうと、入居者と思わぬトラブルに発展する可能性も。
したがって、賃貸物件のオーナー、大家、管理会社さんにとっては、エコキュートが故障した場合どのように対応すればよいか知っておく必要があります。
今回は、賃貸物件のオーナー、大家、管理会社のみなさまに向けて、故障した場合に知っておきたいポイントを紹介します。



■賃貸物件のエコキュートでよくある故障原因


まずは賃貸物件で、どのような場合にエコキュートの故障が多いのか、知っておきましょう。


・お湯が出ない場合


蛇口からお湯が出ない場合は、まずは蛇口の修理や交換の検討をする必要があります。というのもエコキュートが故障していなくても、蛇口自体の故障やフィルターがつまっていたりすると、お湯が出なくなることがあるためです。

賃貸物件の住戸ですべての蛇口からお湯が出ないのなら、ガスの供給に問題が発生していないか、確認してみましょう。ガスの元栓が閉まっていたら、元栓を開けばお湯が出てくる可能性があります。

ただしガスの供給の問題がなく、ガスコンロなど他のガス製品が使えてお湯が出てこないのなら、エコキュートの故障を疑ってみましょう。

ちなみにお湯だけでなく水も出ない場合は、水道管トラブルの可能性もあります。特に冬季は水道管が凍結してしまっていたということも。さらに念には念を押して、断水の可能性がないか、自治体に確認することをおすすめします。


・電源が入らない場合


エコキュートの電源が入らないのであれば、まずはコンセントのプラグが抜けていないか確認しましょう。

コンセントが抜けていない場合は、リモコンの電池切れや落雷の影響の可能性があります。リモコンの電池切れは新しい電池に交換を。数日内に落雷があったようなら、コンセントを抜き差ししてみると、電源がつく可能性もあります。


・水漏れしている場合


エコキュートから水漏れしていたら、内部の部品の経年劣化の可能性があるので、専門業者に連絡して、修理あるいは交換が必要です。
水漏れの原因として、内部の部品の劣化や内部の配管の破損や、本体とガス管を接続するパッキンのヒビ割れなども考えられます。放っておくと、電気系統がショートするリスクもあるので早急に業者に連絡することをおすすめします。


・エラーコードが表示されている場合


リモコンにエラーコードが表示されている場合、対処方法はメーカーによって異なります。メーカーのホームページや、取扱説明書などでエラーコードをチェックしてみましょう。何度もエラーコードが出たり、同じエラーコードが頻発するようなら、エコキュートの交換も検討したほうがよいでしょう。


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■エコキュートの故障が疑われる時に、最初に確認するべきポイントとは?


エコキュートが故障したかもしれない……という時は、まずは3つの方法を試してみましょう。


・電源の確認をしてみる


エコキュートが動作しない時、電源プラグが抜けていたり、ブレーカーが落ちていたりする場合があります。まずは、電源が入っているか確認しましょう。電源に問題がなくてトラブルが解決しないようなら、業者に連絡しましょう。


・リセット操作をしてみる


エコキュートには、リセットボタンが付いているタイプもあるので、取扱説明書でリセット操作が推奨されているようなら試してみましょう。リセット操作で解決しない場合は、無理をせずに業者に連絡するのが得策です。


・エラーコードを確認してみる


エコキュートのエラーコードが表示されているということは、なんらかの不具合が発生しているということ。取扱説明書で指示されている操作をすれば復旧する場合があります。かんたんに復旧しなければ、業者にSOSを送りましょう。



■賃貸物件でエコキュートの修理費用は大家と入居者、どちらが負担する?


賃貸物件の場合、エコキュートの費用は、オーナーと入居者、どちらが負担することになるのでしょう? 2つのパターンを紹介します。


・大家負担になるケース


賃貸物件に設置されている給湯器の修繕・交換費用は、基本的に大家の負担になります。
というのも大家は、入居者に賃貸している物件が通常使用できる状態を保つための「修繕義務」が課せられているからです。

入居者が故意や過失で設備を壊していない場合や、経年劣化による故障や不具合、賃貸契約に特約がない場合は、エコキュートの修理・交換費用は大家の負担になります。
自然災害でエコキュートが被害をこうむった場合も同様で、オーナーの負担になります。


・入居者負担になるケース


基本的にエコキュートの修繕・交換の費用は大家、オーナー負担になりますが、入居者が故意や過失で設備を壊してしまったら、入居者の負担になります。
また給湯器の故障を知っておきながら放置したことにより、本来修理で直るはずが交換しなければならなくなったケースや、ほかの住人に損害を与えるようなケースでは、入居者が費用を負担します。

賃貸契約書に給湯器が設備でない旨が明記されていたり、取り付け位置が専有部分で給湯器の修理は自己負担になるという記載があったりする場合も、対応や支払いは入居者が負うことになります。



■エコキュートが故障した場合の修理業者の選び方


エコキュートのような給湯設備が故障した場合、トラブルを避けるために、専門業者への連絡は入居者からではなく、基本的に大家やオーナーからすることが通例です。したがって、いざ故障した時に、どのような専門業者に頼るべきか知っておきましょう。


・賃貸物件の対応の実績が豊富


賃貸物件でエコキュートが故障した場合、一刻も早く修理しないと、入居者の生活に不自由を及ぼしてしまいます。特に冬場にお湯が出ないのは、入居者にとって深刻な問題となります。したがって、賃貸物件でエコキュートが故障したら、賃貸物件の対応実績が豊富な専門業者に依頼するのが確実です。


・緊急対応が可能か事前にチェック


上記のように、冬場のエコキュートの故障は入居者の暮らしを大きく左右します。緊急対応してくれる業者が大前提ですが、故障してから慌てて業者を探すのでは遅いので、平時から緊急対応してくれるかどうか、あらかじめ調べておきましょう。


・見積もりがしっかりしているか


賃貸で緊急対応してもらった時に、法外な追加料金を請求されてはたまったものではありません。こうした事態を防ぐためにも、信頼できる業者に、緊急時にどのくらいの費用がかかるものか相談しておきましょう。もちろん見積もりは故障内容によって変わってくるので、正確な見積もりは取れませんが、いくつかのパターンを想定して相場を聞いておくと安心です。いずれにせよ事前にしっかりと説明や見積もりをしてくれて、親身に寄り添ってくれる業者を選びましょう。


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■エコキュートにトラブル発生! 修理と交換のどちらを選ぶべき?


エコキュートにトラブルが発生したけれども、修理と交換どちらを選べばよいかわからない……。そんな場合、耐用年数を目安に考えてみましょう。

・エコキュートの寿命は10年


エコキュートの故障は10年を一つの節目として考えましょう。もちろん正確に10年目を迎えたところで故障が起こるわけではありませんが、10年をオーバーしていたら交換は必須。そしてもうすぐ10年を迎える……というタイミングでも、故障の可能性は高くなります。

もし10年目が近いタイミングでトラブルが発生したら、修理で大丈夫か、完全に壊れる前に交換しておくべきか、業者にアドバイスを仰ぎましょう。
販売から10年が経過すると、製造当時の部品が廃盤となり、修理が難しくなる場合もあります。
またエコキュートは新しい機種のほうが給湯効率が高く、機能も充実しているので、修理で無理に寿命を延ばすよりも、交換したほうがおトクということもあります。


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■エコキュートの導入なら、「みんなの設備屋さん」にご相談ください


賃貸物件でエコキュートが故障すると、入居者の生活に不自由が生じてしまいます。仮にエコキュートそのものの問題は解決しても、のちのち退去時のトラブルの種となりかねません。

したがって、故障やトラブルを防ぐために、定期的にメンテナンスを行うことが重要です。
そして万が一の故障時には迅速に対応してくれて、料金トラブルなど起こらないような、誠実な専門業者に依頼することが必要です。

「みんなの設備屋さん」は、仙台市を中心に宮城県、山形市の設備工事を行っているプロのお店です。
エアコンの設置や交換はもちろん、エコキュート、給湯器、暖房、水回りなど、水道や電気に関するお困りごとに対応しています。

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