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2025/08/21

エコキュートの「寿命10年」は本当?プロが教える長持ちさせるためのメンテナンス術と交換のサインとは

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皆さん、こんにちは。宮城県塩竃市を拠点に仙台市を中心としてガス・石油設備、空調設備、リフォーム工事を手掛ける設備工事会社の株式会社 菜花空調_みんなの設備屋さんです。

「うちのエコキュート、設置してからもう10年経つけど、そろそろ寿命なのかな?」
「最近、お湯の出が悪い気がするけど、これって故障のサイン?」

毎日使うお湯だからこそ、エコキュートの寿命は気になりますよね。一般的に「寿命は10年」と耳にしますが、突然の故障でお湯が使えなくなったり、高額な修理費がかかったりするのは絶対に避けたいものです。

この記事では、そんなあなたの不安を「安心」に変えるために、地域で数多くの設備工事に携わってきた私たちプロの視点から、エコキュートの寿命の真実と、賢く乗り切るための全てを分かりやすく解説します。

エコキュートの寿命は「10年」って本当?買い替えを推奨される3つの理由とは?


結論から言うと、エコキュートの寿命(耐用年数)は10年~15年が目安です。

多くのメーカーが、製品の「設計標準使用期間」を10年と定めています。これは安全上支障なく使用できる標準的な期間を示すもので、10年間の故障しない保証とは異なります。実際、使用開始から10年を過ぎると、経年劣化による不具合が発生しやすくなるため、「寿命10年」が一つの大きな節目となるのです。

では、なぜ10年を過ぎたら修理ではなく「買い替え(交換)」が推奨されるのでしょうか。それには明確な3つの理由があります。

理由1:最新機種との「省エネ性能」の差が大きい


技術の進歩は目覚ましく、10年前の機種と最新のエコキュートでは省エネ性能が格段に向上しています。製品や使用状況にもよりますが、最新機種に交換することで年間の電気代が1万円~2万円以上も安くなるケースは珍しくありません。目先の修理費を払っても、高い電気代を払い続けるより、最新機種で長期的にコストを抑える方が経済的です。

理由2:メーカーの「部品保有期間」が切れる


メーカーは、修理用部品を製品の製造終了後、約10年間保有することが一般的です。つまり、10年以上経過した機種は交換用の部品がなく、修理したくてもできないという事態に陥るリスクが高まります。いざ故障した時に「部品がないので交換しかありません」と言われ、慌てて準備することになりかねません。

理由3:突然の故障リスクと高額な修理費


10年を超えたエコキュートは、いつ major なトラブルが発生してもおかしくない状態です。真冬の夜に突然お湯が出なくなり、家族全員で銭湯へ…といった最悪の事態も考えられます。また、そのような緊急時の修理は割高になる傾向があり、結局「あの時交換しておけばよかった」と後悔することに繋がります。

見逃し厳禁!エコキュートの寿命を知らせる危険なサイン


お使いのエコキュートに以下のような症状が出ていませんか?これらは経年劣化による寿命のサインかもしれません。一つでも当てはまれば、専門家による点検を検討しましょう。

エラーコードが頻繁に表示される


リモコンにエラーが表示される回数が増えたら要注意。一時的なリセットで直っても、内部で問題が進行している可能性があります。

お湯のトラブル(出ない・ぬるい・量が減った)


「お湯になるまで時間がかかる」「設定温度よりぬるい」「シャワーの水圧が弱くなった」といった症状は、内部の部品劣化や配管詰まりのサインです。

異音・異常な振動がする


ヒートポンプユニット(室外機)から「ブーン」という低い音以外の異音がしたり、ガタガタと異常な振動がしたりする場合は、コンプレッサーやファンの不具合が考えられます。

本体・配管からの水漏れ


貯湯タンクやヒートポンプユニット、それらに繋がる配管から水が漏れている場合は、パッキンの劣化やタンクの腐食など、深刻な問題の可能性があります。

漏電遮断器が頻繁に落ちる


エコキュートの漏電遮断器が頻繁に作動する場合、内部で漏電している危険性があります。感電や火災のリスクもあるため、すぐに使用を中止し、専門業者に連絡してください。

電気代や水道代が急に高くなった


お湯の使い方を変えていないのに、光熱費が不自然に上がった場合、エコキュート内部の効率低下や、気づかない場所での水漏れが原因かもしれません。

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エコキュートの寿命を縮めるNG行動と影響する要因


お使いのエコキュート、知らず知らずのうちに寿命を縮める行動をしていませんか?以下の要因は故障のリスクを高めるため注意が必要です。

定期的なメンテナンスを怠る


車の車検と同じで、エコキュートも定期的な点検と清掃が、その性能と寿命を維持する鍵です。

設置環境に合わない機種を使っている


特に宮城県のような冬の寒さが厳しい地域で標準仕様の機種を使ったり、沿岸部で耐塩害仕様でない機種を使ったりすると、機器に過度な負担がかかり、劣化を早めます。

水質が合っていない


井戸水や硬度の高い地域の水は、エコキュートの配管詰まりや腐食を引き起こしやすく、メーカー保証の対象外となる場合がほとんどです。

非推奨の入浴剤を使う


にごり湯タイプや、硫黄・酸・アルカリ・塩分を含む入浴剤(バスソルトなど)は、繊細な配管やセンサーを傷める原因になります。

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今日からできる!エコキュートの寿命を15年に延ばすメンテナンス術


少しの手間で、エコキュートの寿命を延ばし、効率よく使い続けることができます。年に数回、ご家庭でできる簡単なメンテナンス術をご紹介します。

<タンク周りのメンテナンス>



  • 貯湯タンクの水抜き(年に2~3回):タンクの底に溜まる不純物を取り除き、お湯を清潔に保ちます。取扱説明書を見ながら、ぜひ挑戦してみてください。

  • 逃し弁・漏電遮断器の点検(年に2~3回):命と財産を守る安全装置です。レバーを操作し、正常に作動するかを確認する数秒の習慣をつけましょう。



<ヒートポンプ周りのメンテナンス>



  • ヒートポンプの水抜き(年に2~3回):こちらも取扱説明書に従い、内部の水を排水します。

  • 吹き出し口周りの掃除(定期的に):ホコリや落ち葉で吸込口や吹出口が塞がれると効率が落ちるため、周りをきれいに保ちましょう。



<配管・フィルターのメンテナンス>



  • 浴槽フィルターの掃除(こまめに):浴槽アダプターのフィルターは湯垢などで詰まりやすいため、こまめに歯ブラシなどで掃除します。

  • 配管の洗浄(年に1回程度):市販の配管洗浄剤(風呂釜用・エコキュート対応のもの)を使って追い焚き配管をきれいにしましょう。

  • 冬場の凍結防止対策:長期間留-にする際は、取扱説明書に従って水抜きを行うなど、凍結対策を忘れずに行いましょう。


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まとめ


今回は、エコキュートの寿命について詳しく解説しました。

お使いのエコキュートに不安を感じながら使い続けるのは、精神的にも経済的にも良いことではありません。突然の故障で慌てる前に、まずは専門家に相談してご自宅の給湯器の状態を正確に把握することが、安心への第一歩です。

信頼できる業者に無料点検や見積もりを依頼して、あなたの家庭に最適なプランを見つけてみてはいかがでしょうか。

宮城県でエコキュートの修理・交換なら、「みんなの設備屋さん」にご相談ください



エコキュートの修理・交換をご検討の際は、「みんなの設備屋さん」へご相談ください。当店は仙台市を中心に、宮城県全域および山形市エリアまで対応する地域密着型の設備工事専門業者です。

エコキュートはもちろん、エアコンの設置・交換・修理、給湯器、暖房、水回りなど、水道・電気に関する幅広い工事に対応しております。

当社の強みは、なんといっても完全自社施工による高品質&低価格なサービス。中間マージンが発生しない分、「プロの品質を、よりリーズナブルに」ご提供できるのが最大の魅力です。さらに、即日対応可能な「超特急工事」サービスも行っており、急なトラブルにも迅速に駆けつけます。

作業にあたるのは、地域の環境や設備事情に精通した熟練の技術者たちですので、初めてのご相談でも、丁寧にご説明しながら、最適なご提案をいたします。小さな悩みでも、まずはお気軽にご相談ください。

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