エコキュートは人体への影響があるって本当?運転時の音の特徴やトラブルにならないための対策を解説
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皆さん、こんにちは。宮城県塩竃市を拠点に仙台市を中心としてガス・石油設備、空調設備、リフォーム工事を手掛ける設備工事会社の株式会社 菜花空調_みんなの設備屋さんです。
エコキュートは、省エネで環境に優しいことから、多くの家庭で導入されている給湯システムです。一方で 「エコキュートの低周波音が健康に悪影響を及ぼすのでは?」 という懸念が一部で指摘されています。
そのためエコキュートの導入を検討されている方で、「運転音はうるさい?」「低周波音ってどんな音?」 といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。特に、「音が体に影響を与えることはあるの?」と気になる方もいるかもしれません。
そこで本記事では、エコキュートの運転音の仕組みや低周波音の特徴、人体への影響について分かりやすく解説 し、さらに快適に使用するための対策もご紹介します。
エコキュートをより安心して活用するために、ぜひ最後までお読みください!
■エコキュートの運転音はどんな音がする?
エコキュートは、ヒートポンプ技術を活用して効率的にお湯を沸かす給湯器ですが、運転中には一定の音が発生します。メーカーのカタログによると、エコキュートの運転音はおおよそ50〜60dB(デシベル)程度とされており、これは一般的な家庭用エアコンの室外機とほぼ同じか、やや小さい音量です。
50dBは静かなオフィスやエアコンの室外機の近くにいるときの音量、60dBは普通の会話や洗濯機の動作音に相当します。そのため、通常の生活環境においては特に気にならないレベルと考えられます。
エコキュートの運転音は、主にヒートポンプユニットが稼働する際に発生するもので、具体的には、コンプレッサーの動作音やファンの回転音などが含まれます。特に冬場など、外気温が低い状況ではヒートポンプの負荷が高まり、運転音がやや大きくなることがありますが、それでも通常の家庭用エアコンの室外機と同程度の範囲に収まることがほとんどです。
また、エコキュートは夜間に稼働することが多いため、静かな環境の中では運転音がより目立つことがあります。例えば、住宅街の中で夜間にエコキュートのヒートポンプユニットが動作すると、周囲が静かなために音が強調され、普段は気にならない程度の音でも意識されやすくなることがあります。ただし、エコキュートの運転音は一定の周期で発生し、断続的に響くものではないため、一般的な騒音問題に比べれば影響は限定的です。
一方で、エコキュートの運転音に関する注意点として挙げられるのが、単なる「音の大きさ」ではなく、「低周波音」と呼ばれる特殊な音の影響です。
次のセクションでは、エコキュートが発する低周波音とは具体的にどのようなものなのか、その特徴について詳しく解説していきます。
■エコキュートが発する低周波音とは?
エコキュートの運転音に関する問題として、特に注意が必要なのが「低周波音」と呼ばれる特殊な音です。低周波音とは、一般的に100Hz以下の低い周波数を持つ音のことで、特に20Hz以下のものは「超低周波音」と分類されます。人間の耳は通常20Hz以下の音を聞き取ることが難しいとされていますが、それでも振動として体に伝わることで、不快感やストレスを引き起こすことがあるといわれています。
エコキュートの場合、低周波音の主な発生源はヒートポンプユニット内のコンプレッサーです。コンプレッサーが稼働すると、空気の圧縮と膨張の過程で低周波音が発生し、その周波数は約12.5Hzとされています。この周波数は人間の可聴範囲を下回っているため、多くの人にとっては「音」として意識されることはありません。
しかし、低周波音には波長が長く、遠くまで伝わりやすいという特徴があり、屋外に設置されたエコキュートの低周波音が建物の壁や床を通じて室内に伝わることもあります。特に木造住宅や集合住宅では、建物の構造によって低周波音が共鳴しやすくなることがあり、これが「音は聞こえないのに圧迫感や違和感を感じる」といった現象につながると考えられています。
また、低周波音は環境によって影響の受け方が異なるという点も特徴的です。例えば、エコキュートを設置する場所によっては、音が周囲の建物や壁に反射し、ある特定の地点で増幅されることがあります。さらに、日中よりも夜間のほうが低周波音を感じやすいというケースもあります。これは、日中は生活音や交通音が多いため低周波音が紛れて意識されにくいのに対し、夜間は周囲が静かになるため、低周波音が相対的に強く感じられるためです。そのため、夜になると圧迫感を覚えたり、眠りが浅くなるといった影響を受ける人もいるようです。
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■人体への影響はある?
エコキュートが発する低周波音は、人によっては体にさまざまな影響を及ぼす可能性があるとされています。低周波音の特徴は、上述した通り、通常の音と異なり耳ではほとんど聞こえないものの、体で感じることがあるという点です。そのため、低周波音が原因と気づかないまま、体調の変化を訴えるケースもあります。
低周波音の影響について、環境省が公表している「低周波音問題対応の手引書」では、低周波音に長時間さらされることで、不快感やストレスを感じる人がいることが指摘されています。報告されている主な症状として、「頭痛」「耳鳴り」「不眠」「めまい」「倦怠感」「イライラ感」などが挙げられます。これらの症状は、自律神経への影響が関係していると考えられており、長期間にわたって低周波音の影響を受けると、慢性的な体調不良につながる可能性があります。
特に夜間は、周囲の生活音が減少するため、低周波音がより意識されやすくなります。その結果、寝つきが悪くなったり、途中で目が覚めやすくなったりすることがあります。慢性的な睡眠不足が続くと、日中の集中力の低下や疲労感が増し、日常生活に支障をきたす可能性もあるため、注意が必要です。また、低周波音が壁や床を通じて振動として伝わる場合、圧迫感や胸の重さを感じることもあると報告されています。
ただし、低周波音の影響は個人差が大きく、まったく影響を感じない人もいれば、わずかな音でも敏感に反応する人もいます。これは、体質や住環境、周囲の騒音レベルなどが影響していると考えられています。例えば、もともと音に敏感な人や、自律神経が不安定になりやすい人は、低周波音の影響を受けやすい傾向があるようです。
エコキュートの設置や使用に際しては、周囲への影響を考慮し、適切な設置場所の選定や防音対策を行うことが重要です。
■トラブルにならないための対策は?
エコキュートは省エネ性能が高く、多くの家庭で利用されていますが、低周波音による影響が気になる場合、設置や運用時に適切な対策を講じることが重要です。そこで、できるだけトラブルを避けるために、具体的な対策について紹介します。
・設置場所に気を付ける
エコキュートの低周波音の影響を最小限に抑えるためには、設置場所の選定が非常に重要です。可能であれば、住宅の寝室やリビングなど、人が長時間過ごす場所から離れた位置に設置することが望ましいです。また、隣家との距離が近い場合は、壁の反射や共鳴によって低周波音が増幅されることがあるため、建物の構造を考慮して設置場所を決めることが大切です。特に、狭い通路や囲まれた場所では音がこもりやすくなるため、開放的な空間に設置するのが理想的です。
・防振材や防音壁を活用する
低周波音の影響を軽減するために、防振材や防音壁を活用するのも有効な対策です。エコキュートのヒートポンプユニットの下に防振ゴムや防振パッドを設置することで、地面や建物への振動の伝達を抑えることができます。また、設置場所の周囲に防音フェンスや吸音材を配置することで、低周波音の拡散を防ぐことができます。ただし、防音壁の設置方法によっては音が反射して逆に音の影響が強まることがあるため、適切な配置を考えることが必要です。
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■まとめ
エコキュートは、省エネ性や環境負荷の低減といったメリットがあり、多くの家庭で導入が進んでいます。一方で、運転時に発生する低周波音が、一部の人にとっては不眠や頭痛、倦怠感などの原因になる可能性が指摘されています。ただし、感じ方には個人差があり、まったく影響を受けない人もいれば、不快感を覚える人もいるのが現状です。
もし、これからエコキュートを導入しようと考えている方やエコキュートを既に使用していて不安な方は、設置環境を見直したり、防音対策を講じることで快適な使用環境を整えることができます。
エコキュートは便利で経済的な設備ですが、導入にあたって気になることがあれば、専門家やメーカーに相談することで、より適した機種や設置方法を提案してもらうことができます。 しっかりと情報を集め、自分の住環境に合った選択をすることで、安心して長く使うことができるでしょう。
宮城県や仙台市で「エコキュートの騒音で困っている」「設置や修理を検討している」方は、『みんなの設備屋さん』にぜひご相談ください。
みんなの設備屋さんは、仙台市を中心に宮城県、山形市の設備工事を行っているプロのお店です。エコキュートの設置や交換はもちろん、エアコン、給湯器、暖房、水回りなど、水道や電気に関するお困りごとに対応しています。
エコキュート設置後も、メンテナンスや点検、修理など、充実のアフターサービスを実施しており、故障や不具合の発生時にも、迅速対応可能です。
豊富な施工実績をもとに、提案施工させていただきますので、エコキュートの設置工事はぜひ当社までお問い合わせください。