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2023/06/13

エアコン掃除の頻度はどのくらいが適切?自動お掃除機能つきのエアコンもおすすめです!

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皆さんこんにちは。
宮城県塩竈市を拠点に、エアコンやガス給湯器の販売・取付工事を行っている株式会社菜花空調です。

エアコンを使用していると、内部にホコリやゴミなどが蓄積していきます。汚れが蓄積したエアコンは、空調効率の低下や電気代の増加、悪臭、カビの繁殖による健康被害といったトラブルが発生してしまいます。

エアコンを快適に使えるようにするためには、定期的に掃除をすることが大切です。そこで今回は、エアコン掃除の適切な頻度やフィルター掃除の方法、掃除の頻度を減らしてくれるエアコンの自動お掃除機能について解説します。



■エアコン掃除の頻度はどのくらいが適切?


エアコンの掃除にはいくつかの方法がありますが、内部の細かいところまで自力で掃除をするのは難しく、迂闊に行うと故障の原因になるためおすすめできません。自力で行える掃除は、簡単なホコリ取りや拭き掃除、そして「フィルター」の掃除です。

フィルターはホコリやゴミなどをキャッチする役割を果たしており、定期的に掃除をする必要があります。では、どのくらいの頻度で掃除をするのが適切なのでしょうか?

まずは、エアコンの取扱説明書を読んで掃除の頻度を確認しましょう。多くのメーカーは、週1回もしくは2週間に1回の間隔での掃除を推奨しており、大抵は2週間おきで十分です。ただし、これは標準的な使い方をしている場合の話であり、状況によっては掃除の頻度を高くした方がいいこともあります。

その目安の1つとなるのが稼働時間です。日中は仕事で外出しており、1日数時間しかエアコンをつけないのであれば、月2回程度の掃除でも十分でしょう。しかし、在宅ワークなどのために1日中エアコンを稼働させているような場合だと、週に1回はフィルターを掃除するのがおすすめです。

また、エアコンの設置場所の環境によっても、適切な掃除の頻度は変わってきます。たとえば、キッチンの近くのエアコンは料理で発生する油煙を吸い込むのに加え、その油が接着剤となってゴミやホコリを付着させるため、非常に汚れやすいのが特徴です。

さらに、ペットを室内で飼育している場合は抜け毛が発生し、ペットが走り回ることでホコリが舞い上がり、ニオイの問題もあります。そして室内で喫煙をすれば、タバコのヤニがエアコン内部に付着し、汚れや悪臭の原因になります。エアコンがこういった環境に置かれている時も、週に1回はフィルターを掃除するのが望ましいでしょう。



■特にエアコン掃除をした方がいい季節はいつ?


エアコンが主に活躍するのは夏と冬なので、これらの季節にはしっかりとエアコンの掃除をすべきです。一方、他の季節にはあまり掃除をしないという方も多いでしょう。しかし、これは誤りです。たとえ使用頻度が低くても、エアコンのフィルターには着実に汚れが蓄積していきます。他の家電や家具と同じで、稼働していなくても内部にホコリが入り込むのは避けられません。

特に注意が必要なのが、梅雨時や秋の長雨といった湿度が高い季節です。こういった季節は、エアコン内部に溜まった汚れを養分としてカビが繁殖しやすく、さらなる汚れや悪臭、健康被害などにつながるリスクがあります。「まだ長時間エアコンをつけてはいないから」と油断せず、しっかりと掃除をするのが望ましいでしょう。

さらに、本格的なエアコン稼働シーズンの前にフィルターをきれいにしておくことで、空調効率が高まり電気代削減にもなります。「今年も蒸し暑くなってきたしエアコンをつけようかな」と思ったら、スイッチを入れる前に掃除をするのがおすすめです。



■フィルターは掃除機とシャワーで簡単に掃除できます!


エアコンのフィルター掃除は大変そうに思えるかもしれませんが、実際はとても簡単です。まず、フィルターを取り外して表側から掃除機をかけるだけで、大部分のホコリを除去することができます。表側から掃除機をかけるのは、ホコリやゴミが引っかかるのが表側だからです。裏から掃除機をかけると、ホコリが余計に詰まる可能性があるのでご注意ください。

また、掃除機をかけてもフィルターにホコリが詰まっている場合は、シャワーなどで水洗いすると落とすことができます。掃除機とは逆に、水流で汚れを押し出す形になるので、裏側からシャワーをかけましょう。それでもまだ汚れが落ちない場合は、フィルターの編み目が崩れない程度に優しくブラシでこすってください。

さらに、フィルターを洗った後は水分を拭き取り、陰干しをして完全に乾かしましょう。水気が残った状態でフィルターをエアコンに戻してしまうと、内部の湿度が高まりカビが繁殖する可能性があります。

なお、長期間掃除をしていないと、頑固なホコリや汚れがフィルターにこびりついてしまい、掃除機や水洗いだけでは落としきることができません。この場合は、ぬるま湯で薄めた中性洗剤の中にフィルターを浸け置きするなど、もう少し手間のかかる対応が必要になります。掃除の負担を減らすためにも、推奨される頻度を守ってフィルター掃除を行うことが大切です。

そして、エアコンの吹き出し口や風向きルーバー、前面パネル、内部の目に見える部分なども、フィルターの掃除と合わせて掃除を行うといいでしょう。2週間に1回程度の頻度で掃除をすれば、十分きれいな状態を保つことができます。

掃除する際は事故防止のため、必ずエアコンの電源プラグを抜いておきましょう。エアコンからホコリやゴミが落ちてくる可能性がありますから、下には不要な新聞紙などを敷いておくのがおすすめです。汚れがひどい場合は中性洗剤を使って拭き、固く絞った布で洗剤を拭き取り、仕上げに乾拭きをするときれいになります。



■掃除の頻度を減らせる! エアコンの自動お掃除機能


エアコンのフィルター掃除は決して大掛かりな作業ではありませんが、それでも毎週行うのを面倒に感じてしまう方は多いでしょう。そのような方におすすめなのが、自動お掃除機能つきのエアコンです。

自動お掃除機能つきのエアコンは、フィルターについたホコリやゴミなどの汚れを、自動的にきれいにしてくれる機能を搭載しています。メーカーやモデルによって細かい仕組みは異なりますが、一般的にはリモコン操作によってお掃除機能が起動し、フィルターのホコリをブラシで除去してくれるという仕組みです。取れたホコリやゴミはダストボックスに溜まるので、定期的に捨てます。

また、自動お掃除機能の方式は大きく2種類に分けられます。1つはフィルターが移動する方式、もう1つはブラシを内蔵したダストボックスがフィルターの上を移動して掃除する方式です。フィルターが移動する方式は昔からよく使われており、最新のエアコンにも採用されています。ブラシが移動する方式は比較的最近登場したもので、ダイキン製エアコンの一部のモデルに搭載されています。

フィルターが移動する方式は、熱交換器にホコリが積もったり、自動掃除が行われなかったりといった不具合が起きることがありました。ブラシ付きダストボックスが移動する方式なら、こういった不具合は起きにくいと考えられるため、今後はこちらの方式も普及していくかもしれません。

なおダイキンでは、ダストボックスの推奨お掃除時期を10年に1回としています。つまり、10年に1回溜まったゴミを捨てて、ダストボックスを軽く掃除すればいいわけです。これならお掃除の負担はほとんどありません。

ただ、これもやはり標準的な使い方をした場合の話です。汚れやすい空間でエアコンをフル稼働させたような場合は、1~2年程度でダストボックスがいっぱいになることもあります。念のため、1年に1回はダストボックスの中を確認するのが望ましいでしょう。

また、最近はフィルターだけでなく、本体の内部を自動的にきれいにする機能を搭載したエアコンも登場しています。このタイプのエアコンは、低濃度オゾンなどを本体内に噴射して汚れを落としたり、内部への送風によって除湿を行いカビの発生を防いだりすることができます。

このような高性能エアコンを使えば、日々のお掃除の負担を大きく軽減してくれるでしょう。もちろん、昔のエアコンに比べて省エネ性も非常に高くなっています。より快適にエアコンを使いたい方は、本格的な稼働シーズンを迎える前に、最新機能を搭載したエアコンへの買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。


宮城県塩竈市の菜花空調は、ガス・石油設備、空調設備、水回り設備の専門工事業者です。宮城県のあらゆるエリアの工事を手掛け、誠実な対応と確かな技術力で地域の皆様からの信頼を獲得してきました。

弊社は一流メーカーの製品を使用し、明朗な工事価格設定とわかりやすい説明を行なうのがモットーです。東北電力 エコ替えキャンペーンの登録事業者にもなっており、ご自宅の環境やお客様のご要望に応じた最適な設備をご提案いたします。ガス設備・空調設備・各種リフォームのことなら、信頼と実績の菜花空調までお気軽にお問い合わせください。