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2024/02/09

エコキュートの容量選びで失敗しないためのコツを解説!家族構成、お湯の使用量から選び方を紹介

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「エコキュートにしたいけど、容量ってどれを選べばいいの?」「4人家族に最適なエコキュートの容量ってどれ?」など、エコキュートの購入を決定したものの、タンクの容量にお悩みの方は多いと思います。

エコキュートはタンクに給湯されたお湯を使用する仕組みのため、容量選びが重要なポイントです。誤った容量を選んでしまうと、使用中に湯切れしてしまったり、電気代が高くなってしまったりと、エコキュートの良さを活かせない結果となってしまいます。

そこで今回は、エコキュートの容量選びで悩んでいる方へ向けて、ご家族の人数別に最適な容量を解説します。
せっかくのエコキュートへの切り替えで失敗しないためにも、ぜひ最後までご覧ください。



■エコキュートの容量は大きくわけて3種類


エコキュートの容量は、メーカーによって多少前後するものの、大きくわけて3種類あります。小さい容量のものから「370L」「460L」「550〜560L」です。

近年では、お湯をあまり使わない単身世帯や少人数の世帯向けに、300L以下の小型タイプも販売されています。ただし、1日に何度もシャワーを浴びる方や、お湯切れが心配な方は、大きめのエコキュートを検討すべきです。

なぜなら、エコキュートのメリットは、電気代が安い夜間に給湯することで、電気代を削減できることにあります。使用するお湯の量が容量に達してしまうと、電気代が高い昼間に給湯しなければならず、結果的に電気代が高くなってしまうからです。

エコキュートは、ご家庭で使うお湯の量に見合ったタンクの容量を選ぶことで、効果を発揮します。



■エコキュートの容量は実際に使える湯量とは違う


ここで知っておかなければいけないことは、エコキュートのタンクの容量は、実際に使える湯量とは異なる点です。

エコキュートのタンクには熱湯が入っており、実際にお湯を使用する場合は、タンク内の熱湯に水道水を混ぜて、設定温度にしてから出湯します。

水道水と合わせるため、実際はタンクの容量よりも約2倍のお湯を使用できることになります。仮に370Lのタンクで、設定温度42℃・水温9℃とすると、約750Lのお湯を使うことが可能です。

ただし、約2倍の湯量を使用できるのは、条件が同じだった場合です。エコキュートのタンク内の熱湯は、タンクからの放熱で徐々に温度が下がり、水道水も季節によって温度が変わります。実際に使える湯量は、条件によって微妙に変動するのです。

まずは、エコキュートの容量と実際に使える湯量が異なり、実際は約2倍の湯量を使用できることを押さえておいてください。



■・1人が1日に使うお湯の量の目安


エコキュートで使われるタンクの容量がわかったところで、次は1人が1日に使うお湯の量の目安を紹介します。1人分の使用量がわかれば、家族の人数と合わせて必要な容量がみえてきます。

1人が1日に使うお湯の量は、シャワーの回数や時間、自炊の有無などにもよりますが、約300Lです。内訳は、1回の湯はりで約180L、8分間シャワーを浴びた場合で約80〜100L、手洗い・洗面・皿洗いをまとめて1日に約30Lとなっています。

これを毎分に直すと、シャワーで約10L/分、キッチンの蛇口で約6L/分、洗面所の蛇口で約8L/分です。

ご家族が増えても、湯船にお湯をはるのは1日1回がほとんどでしょう。その他のシャワーや洗面、洗い物の回数と時間がポイントとなります。

ご家族1日分の使用量を賄えるのはもちろんですが、湯切れが心配な方は、プラス1人分の湯量をプラスして、容量を選ぶことをおすすめします。



■家族の人数別!おすすめのタンク容量は?


ここでは、ご家族の人数に合わせた、おすすめのタンクの容量をご紹介します。


・ひとり暮らしにおすすめの容量


ひとり暮らしであれば、貯水タンクの容量は「370L以下」で全く問題ありません。
近年販売されるようになった、177L〜320Lの小型タンクのエコキュートがおすすめです。

上述したように、タンクの容量と実際に使える湯量は違います。小型タンクでも、1日に必要な約300Lは十分賄える量です。

小型タンクであれば、狭い場所でも設置できるので、ひとり暮らしでも利用しやすいでしょう。


・2人家族・夫婦の場合


夫婦や2人家族で、普段はシャワーや洗濯にしかお湯を使わない場合は「370L」のタンクで十分です。

370Lの容量があれば、エコキュートで使えるお湯の量は1日に約650L(設定温度42℃・水温9℃の場合)もあります。これは、シャワーであれば1日4回程度、短い時間であれば5回使用しても問題のない量です。

普段はあまりお湯を使わない方でも、小型タンクにしてしまうと、なかなかシビアな量になってしまいます。さまざまなシーンを想定して、370Lにすることをおすすめします。


・3~4人家族の場合


3〜4人家族の場合は、中間の容量となる「460L」にすると安心です。

460Lあれば、1日に約850L(設定温度42℃・水温9℃の場合)のお湯を使用することができます。シャワーであれば1日に6回程度、短ければ7〜8回使用可能です。

本来4人家族であれば、エコキュートは370Lの容量でも足りる計算です。しかしながら、いつもより多くお湯を使ってしまったときに、湯切れを起こしてしまう心配があります。

ご家族でスポーツをしている人がいたり、お子さまが部活で頻繁にシャワーを浴びたりするような場合は、460Lの容量が必要です。


・5~8人家族の場合


5〜8人家族の場合は、一番大きな「550L~560L」の容量になります。シャワーであれば7回程度、短い時間であれば8〜9回使用できます。

550L~560Lでは、約1,000L(設定温度42℃、水温9℃)のお湯を利用できるため、余裕を持った使い方ができます。



今回ご紹介したように、エコキュートのタンク容量は、基本的に大きめを購入することが大切です。

エコキュートのメリットは、電気代が安い夜間にお湯を貯めることで、電気代の削減につながる点にあります。容量が足りず、電気代の高い昼間に沸かすことになれば、電気代削減という最大のメリットを得られません。

二世帯住宅などであれば、お盆休みや年末年始に、子供たちの帰省や親戚の来訪がある場合もあるでしょう。そのようなシーンでは、一気にお湯の使用量が増します。あらかじめ大きめの容量を選んでおく方が安心です。

ただし、容量が大きなエコキュートは、その分設置場所にもある程度の面積が必要となり、値段も高額になります。その点は、ご家族でよく検討する必要があるでしょう。



この記事では、ご家族の人数別にエコキュートの最適な容量をお伝えしました。

お客様の中には「必要な容量はわかったけど、やっぱりプロに相談したい」という方もいらっしゃると思います。エコキュートの容量は各メーカーによっても微妙に異なり、搭載されている機能にもそれぞれ特徴があります。

菜花空調みんなの設備屋さんは、宮城県塩竈市を拠点に、ご家庭の電気・水道に関する設備工事を手掛けている会社です。
工事実績は1万件以上にのぼり、ガス給湯器からエコキュートへの交換工事も多数行っております。

完全自社施工により、豊富な経験と知識を持ったスタッフが、お客様のニーズに合わせた最適なエコキュートをご提案いたします。

弊社は、迅速・丁寧な地域密着型の設備屋さんです。
実際にご利用いただいたお客様からは「笑顔で気さくに対応していただいて安心でした」「見積もりや作業前の説明が丁寧でわかりやすかった」などのお声をいただいております。

また、工事から3年間は無料で施工保証をご用意しておりますので、安心してご利用いただけます。
エコキュートの容量選びにお悩みの方は、ぜひ菜花空調みんなの設備屋さんへご相談ください。皆さまからのお問合せを心よりお待ちしております。