最近話題の給湯器不足…

まだ足りていないの？？という問い合わせをよくいただきます。


そもそも、どうして給湯器不足なのか、というところですが
大きく2つの理由があります。

① 半導体不足
② ワイヤーハーネス不足

どちらも給湯器にはかかせない部品です。

① 半導体不足について

新型コロナウイルスの影響でリモートワークが普及し、リモートワーク用のパソコンを企業が大量に購入するなど、半導体を利用する電化製品の需要が高まったため、半導体が不足となったようです。

② ワイヤーハーネス不足

ワイヤーハーネスとは、複数の電線を束状にまとめた部品。
製造過程でどうしても手作業になるため、人件費が安い新興国に生産拠点をおいていました。
しかし、新型コロナウイルスでベトナムがロックダウンし、工場が停止し、深刻なハーネス不足になってしまったようです。

≪今後の見通しについて≫
日本では落ち着いてきたと思われる新型コロナウイルスですが、上海では2022年に入ってから、ロックダウンとなりました。

上海には大手の半導体生産工場があり、今後も出荷に影響を及ぼす可能性が懸念されています。

また、ウクライナの戦争も深刻です。

半導体に回路を描くためのレーザーに用いるネオンについては、ウクライナが生産のおよそ7割を占めています。

この世界情勢を加味すると、2022年もしばらくは給湯器不足が続きそうですね。

まだ在庫があるものもございますので、給湯器交換を検討されている方、お問合せ下さいね。