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2024/10/01

エネファームとエコキュート、どっちを選ぶべき?それぞれの特徴や費用・寿命を徹底比較!

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皆さん、こんにちは。宮城県塩竃市を拠点に仙台市を中心としてガス・石油設備、空調設備、リフォーム工事を手掛ける設備工事会社の株式会社 菜花空調_みんなの設備屋さんです。

「エネファームとエコキュート、どっちを選んだらいいの?」――今、家の光熱費を抑えたいと考えている人や、新築・リフォームを検討中の方の間で、この疑問が多く聞かれます。どちらも省エネ効果が高く、環境に優しい選択肢ですが、その仕組みや特長には大きな違いがあります。

しかし、初心者にとっては専門的な用語や複雑な仕組みが出てくるため、どちらを選ぶべきか迷ってしまいますよね。

この記事では、そんな「どちらを選ぶべきか?」という悩みを抱えているあなたに向けて、エネファームとエコキュートの違いや、それぞれの特徴、費用、メリット・デメリットを分かりやすく解説していきます。簡単な比較で、自分にピッタリの省エネ給湯システムが見つかるようサポートしますので、ぜひ最後までご覧ください!



■エネファームとエコキュートの違いって?簡単にわかる基本情報


エネファームとエコキュートは、どちらも省エネ給湯設備として注目されていますが、特徴が異なります。それぞれの基本的な特徴を簡単に説明していきます。


・エネファームとは?


エネファームは、ガスを使って電気とお湯を同時に作る「家庭用燃料電池」のことです。都市ガスやプロパンガスを燃料にして、自宅で発電しながら、その時に発生する熱でお湯を沸かします。これにより、電気代を減らせる上、環境に優しい仕組みです。

さらに、エネファームは停電や災害時でも電気とお湯を確保できる点が大きな魅力。もし災害で電気が止まっても、エネファームが発電してくれるので、照明を使用したり、お風呂に入ったりすることができます。この自家発電機能は、家族の安全や安心を守るためにも非常に頼もしい存在です。


・エコキュートとは?


エコキュートは、大気中の熱を使ってお湯を作る「ヒートポンプ式給湯器」です。ガスではなく、電気を使って空気から熱を取り込み、その熱を使って効率的にお湯を沸かします。これにより、従来の電気温水器に比べて光熱費を大幅に節約できます。

特に、オール電化住宅に住んでいる人には人気のある選択肢です。ガスを使用しないので、ガス料金がかからない点もメリットの一つです。また、エコキュートはエネファームより初期費用が安いため、導入コストを抑えたい人にも向いています。夜間の安い電力を利用して効率的にお湯を沸かすことができるので、さらに節約効果が期待できます。



■エネファームとエコキュート、どっちが安い?費用を徹底比較!


給湯器を選ぶ際に重要なのが、導入時の初期費用と、長く使っていく中でかかるランニングコストです。エネファームとエコキュートはどちらも省エネ効果が高いものの、費用面では大きな違いがあります。ここでは、初期費用とランニングコストの両方を詳しく見ていきましょう。


・初期費用


まず、初期費用についてですが、エネファームはやや高額な投資となります。エネファームの本体価格は100~200万円ほどで、さらに設置工事費用として30~80万円がかかるため、総額で150~250万円が相場です。

「そんなに高いの?」と驚かれるかもしれませんが、エネファームは単なる給湯器ではなく、自家発電できるシステムも備えています。これにより、日常的に電気代を削減できるだけでなく、災害時の停電でも電気を使えるため、長期的に見れば、初期投資のリターンが期待できます。さらに、発電による節約効果や、ガスと電気を併用した生活スタイルの柔軟性も大きなメリットです。

一方で、エコキュートは初期費用が30~70万円と、エネファームに比べるとかなりリーズナブルです。本体価格は20~50万円ほどで、設置工事費用が10~20万円程度。これはエネファームの3分の1程度の価格となっており、導入コストを抑えたい方には非常に魅力的です。

さらに、エコキュートはオール電化に対応しており、ガスを使わずに電気だけでお湯を沸かすため、ガス代がかかりません。初期費用を重視する家庭にとっては、エコキュートがコストパフォーマンスの高い選択肢と言えるでしょう。


・ランニングコスト


次に、月々の光熱費にどれくらい影響を与えるか、ランニングコストを見てみましょう。

エネファームのランニングコストは年間で約20万円が目安とされています。エネファームは発電することで電力会社から購入する電気の量を減らせるため、結果的に電気代を抑える効果がありますが、ガスを使用するためガス代がかかります。それでも、特にガス温水床暖房や浴室乾燥機など、ガスを利用する設備と併用する場合には、非常に大きな節約効果が期待できます。

一方、エコキュートのランニングコストは、年間で約15万円と、エネファームよりも安く抑えられることが多いです。エコキュートはヒートポンプ技術を使い、大気中の熱を活用してお湯を沸かすため、従来の電気温水器に比べて電気代が大幅に節約されます。また、電気料金が安い夜間にお湯を作り置きできるシステムも採用されており、この仕組みを活用することで、さらに光熱費の節約効果を高められるのがエコキュートの大きな強みです。



■エネファームとエコキュート、どっちが環境に優しい?エネルギー効率と環境負荷を比較!


エネルギー効率や環境への影響も、エネファームとエコキュートを選ぶ際に大切な要素です。どちらも省エネ効果が期待できますが、その仕組みや環境への配慮は異なります。ここでは、それぞれのエネルギー効率や環境への影響を分かりやすく解説します。


・エネファームのエネルギー効率ってどうなの?


エネファームは、ガスを燃料にして発電し、その際に生じる熱でお湯を作る仕組みです。この「発電とお湯作りを同時に行う」という効率的なシステムにより、エネルギー利用効率が90%以上とも言われています。従来の電力供給では、発電所から家庭に送電する過程でエネルギーの多くが失われますが、エネファームは家庭内で直接発電するため、エネルギーロスを最小限に抑えられます。

また、電気とお湯の両方を同時に供給できるため、環境負荷の低減にも貢献しています。特に、ガス温水床暖房や浴室暖房乾燥機などと併用することで、さらに効率的にエネルギーを使うことができます。


・ エコキュートの省エネ性能と環境への影響


一方、エコキュートは空気中の熱を利用してお湯を沸かす「ヒートポンプ技術」を採用しており、従来の給湯器に比べて大幅な省エネ効果があります。この仕組みにより、電気の力だけで効率よくお湯を作ることができ、ガスを一切使用しないため、CO2の排出量を削減できます。



■エネファームとエコキュートの寿命とメンテナンス頻度は?


家に取り付ける機器は、長く使えるかどうかも重要なポイントですよね。エネファームとエコキュートの寿命やメンテナンスの違いについて、詳しく見ていきましょう。


・エネファームの寿命とメンテナンス


エネファームの寿命は、約15~20年と言われています。ただし、実際の寿命は使用頻度やメンテナンスの状況によっても変わるため、定期的なメンテナンスが不可欠です。エネファームの最大の特徴は、自家発電ができる点ですが、その発電ユニットのメンテナンスには費用がかかることもあります。

また、メンテナンスの頻度は、通常は年に1回程度が目安となっており、定期的なチェックをすることで、長く快適に使うことができます。長期的に見ても、エネファームを正しくメンテナンスすれば、光熱費の節約効果とともに、その価値を最大限に引き出せるでしょう。


・エコキュートの寿命とメンテナンス


エコキュートの寿命は、約10~15年です。エネファームに比べるとやや短めですが、こちらも定期的なメンテナンスを行うことで寿命を延ばすことが可能です。ヒートポンプユニットがエコキュートの心臓部にあたるため、この部分の点検や清掃が重要です。

また、エコキュートは比較的メンテナンスが簡単で、年に1回の点検を行うことで長持ちさせることができます。さらに、オール電化の家庭ではエコキュートがガスを使わないため、ガス設備のメンテナンスの手間が省ける点もメリットの一つです。



■あなたの家にはどっちが合う?エネファームとエコキュートの選び方


エネファームとエコキュートはそれぞれに強みがありますが、どちらが合うかは家庭の状況やライフスタイルによって変わります。ここでは、どんな家庭にエネファームやエコキュートが向いているのか、具体的なポイントを挙げていきます。


◎エネファームが向いている人は?




・災害対策を重視する人


自家発電機能を備えたエネファームは、停電や災害時にも電気を供給できます。照明の使用やお風呂のお湯を確保できるため、災害時の備えとして非常に有効です。


・ガスを使い続けたい人


オール電化にはこだわらず、ガスを使い続けたい方にはエネファームが最適です。エネファームはガスを使ってお湯と電気を作り出すため、ガス給湯器からの切り替えを検討している人におすすめです。


・床暖房や浴室乾燥機を併用する人


エネファームはガス温水床暖房や浴室暖房乾燥機などのガス機器と相性が良いため、これらの設備を使っている人に向いています。ガスと電気の両方を効率的に使い分けたい方におすすめです。


◎エコキュートが向いている人は?




・オール電化の住宅に住んでいる人


オール電化の住宅や、これからオール電化にしたいと考えている家庭には、エコキュートがベストです。ガスを使わず、電気だけでお湯を作るため、オール電化の設備との相性が抜群です。


・初期費用を抑えたい人
エコキュートは、エネファームよりも初期費用がかからないため、導入コストを抑えたい人に向いています。また、設置スペースに余裕がある住宅であれば、さらに効果的に活用できます。


・光熱費を節約したい人


エコキュートは大気熱を利用してお湯を沸かすため、従来の電気給湯器やガス給湯器に比べて、光熱費の削減効果が大きいです。特に夜間の安い電力を活用することで、さらに節約できます。



■まとめ


エネファームとエコキュートの違いや、それぞれの特徴を見てきましたが、最終的にどちらを選ぶかはあなたのライフスタイルや家庭環境によって変わります。

•エネファームは、災害対策を重視する人や、ガスを使った設備を活用したい家庭に向いています。自家発電機能が付いているため、電気とお湯の両方を無駄なく使いたい方には強い味方です。初期費用は高めですが、災害時の安心感や、長期的な節約効果を期待できるでしょう。

•エコキュートは、オール電化住宅に住んでいる人や、初期費用を抑えたい方に最適です。光熱費の削減効果が高く、特に夜間電力を活用することで、電気代を大幅に節約できます。

どちらにもそれぞれの強みがあるため、自分のライフスタイルに合った選択をすることが大切です。長期的な目線でのコストや、家族構成、住んでいる地域の電力事情などを考慮し、最適な給湯システムを選んでください。


みんなの設備屋さんは、仙台市を中心に宮城県、山形市の設備工事を行っているプロのお店です。エコキュートの設置や交換はもちろん、エアコン、給湯器、暖房、水回りなど、水道や電気に関するお困りごとに対応しています。

エコキュート設置後も、メンテナンスや点検、修理など、充実のアフターサービスを実施しており、故障や不具合の発生時にも、迅速対応可能です。

豊富な施工実績をもとに、提案施工させていただきますので、エコキュートの設置工事はぜひ当社までお問い合わせください。